「うちの子(ペット)も一緒に家族写真に入れたいけど、大人しくしてくれるか心配で…」そう考えて迷っている方は少なくないと思います。実は今、記念写真にペットも一緒に写るご家族が増えているんですよ。今日は写真館スタッフ目線で、ペットと一緒に撮る家族写真のコツをお伝えします。
なぜ今、ペットも「家族の一員」として写真に残す人が増えているの?

一般社団法人ペットフード協会が2025年12月に発表した「2025年全国犬猫飼育実態調査」によると、2025年の犬の飼育頭数は682万頭(前年679万6000頭)と増加に転じ、猫は884万7000頭(同915万5000頭)という結果だったんです。発表会では会長が「ペットは単なる愛玩動物ではなく、家族の一員として愛情、絆を育むかけがえのないパートナー」と述べていて、まさに今の空気感を表しているなと感じます。
頭数だけ見ると猫は減少していますが、飼育者にとってペットの存在感が薄れているわけではなく、むしろ「家族として残したい」という気持ちは強まっている印象なんです。だからこそ、七五三やお誕生日のような特別な行事がなくても、ペットと一緒の家族写真を撮りに来られる方が増えているんですよ。
写真館でペットと一緒に撮るときの準備、実はこんなに大事なんです
ペットと一緒の撮影で一番大切なのは、当日いきなり緊張させないことなんです。普段から使っているお気に入りのおもちゃやタオル、ブランケットを持ってきてもらうと、ペットが安心しやすくなります。撮影前に軽く散歩をしてエネルギーを発散させておくのもおすすめで、少し疲れているくらいのほうが良い表情が撮れやすいんですよ。
服装にも一工夫あるといいですね。家族全員の服の色をベージュや白などのナチュラルカラーでゆるく揃えておくと、ペットの毛色ともケンカせず、写真全体がまとまりやすくなります。
「うちの子は人見知りで、知らない場所だと固まってしまう」という子もいます。実はそういうときこそ、撮影の合間にたっぷり休憩を挟んだり、ご家族に抱っこしてもらった状態から自然に撮り始めたりすると、意外とスッと表情がやわらぐことが多いんです。無理に「こっちを見て」と急かさないのがコツですね。
撮影現場から:ペット同伴は年に10組ほど
私の写真館でペットも一緒に撮影されるのは、年に10組ほどです。数としては多くありませんが、毎年必ずいらっしゃいます。
撮りやすさの差は、はっきり出ます。「お座り」「待て」ができる子は、こちらの段取りに合わせてもらえるのでとても撮りやすいです。逆に好奇心旺盛で動き回る子は、正直むずかしいと感じます。
ただ、それは悪いことばかりではありません。じっとしていない子ほど、動きのある生き生きとした写真が撮れます。全員が同じ方向を向いた整った集合写真は難しくても、その子らしさがちゃんと写った一枚は残せます。「うちの子は落ち着きがないから無理だろう」と諦めてしまう方がいますが、その必要はありません。落ち着いた子には落ち着いた子の、動く子には動く子の撮り方があります。
撮り方のバリエーション、正面だけじゃないんです
家族全員とペットが正面を向いて笑顔の写真も素敵ですが、それだけじゃもったいないんです。みんなでペットを囲んでじゃれ合っている自然な瞬間や、ペットを真ん中に家族が輪になっているカットなど、ちょっと崩した構図のほうが「らしさ」が出ることも多いんですよ。写真館のスタジオなら照明や背景をコントロールできるので、屋外では撮りにくい落ち着いた一枚も残しやすくなります。
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まとめ
ペットとの記念写真は、特別な行事がなくても撮っていいものなんです。おもちゃや散歩などのちょっとした準備で、ぐっと撮りやすくなります。「今日のうちの子」を、ぜひ家族写真として残してみてくださいね。
参考:一般社団法人ペットフード協会「2025年全国犬猫飼育実態調査」発表会(2025年12月19日、日用品化粧品新聞2026年1月13日付報道)


