三世代写真はいつ撮る?お盆の帰省が絶好のチャンスな理由

家族・三世代写真

夏の帰省シーズン、おじいちゃん・おばあちゃんの家に集まる予定はありますか?実はこの「家族が全員そろう夏」こそ、三世代写真を撮る絶好のチャンスなんですよ。今日は、祖父母と一緒の記念写真をいつ・どう撮るか、そして夏に撮った一枚を9月の敬老の日にどう活かすかのお話です。

三世代写真は「そろった日」がベストタイミング

祖父母と一緒の写真、撮りたいと思いつつ後回しになっていませんか?三世代写真のいちばんの壁は、実は「全員の予定が合わない」こと。離れて暮らしていると、そろうのはお盆とお正月くらい、というご家庭も多いですよね。ここ、迷いやすいところです。

だからこそ、お盆の帰省はチャンスなんです。2026年のお盆期間は8月13日(木)〜16日(日)が一般的な目安で、山の日(8月11日)とあわせて連休にする方も多いシーズン。お正月と違って服装も身軽ですし、写真館にとって夏は比較的予約の取りやすい時期です。七五三シーズン(9〜11月)に入ると土日はどんどん埋まっていくので、夏のうちに撮っておくのは実はかなり賢い選択なんですよ。

「何かの行事のついで」でなくていいんです。全員がそろった、それだけで十分な撮影の理由になります。あわてなくて大丈夫、まずは家族の予定を押さえるところから考えてみてください。

時期 予約の取りやすさ 服装の準備 おすすめ度
お盆(8月中旬) 比較的取りやすい 普段着・軽装でOK ◎ 三世代がそろいやすい
お正月(1月) 混み合いやすい 着物・フォーマルの準備が必要な場合も 〇 そろうが予約は早めに
七五三シーズン(9〜11月) 土日はすぐ埋まる 行事用の衣装準備が中心 △ 三世代写真は後回しになりがち

敬老の日はいつから?由来と2026年の日程

ここでちょっとした豆知識をひとつ。9月の「敬老の日」、発祥は兵庫県の小さな村だったって知ってました?1947年(昭和22年)、兵庫県多可郡野間谷村(現在の多可町)で、当時の村長・門脇政夫さんが「お年寄りを大切にし、その知恵を村づくりに生かそう」と、9月15日を「としよりの日」として村主催の敬老会を開いたのが始まりなんです。9月中旬にしたのは、農作業が落ち着いて気候もいい時期だったから。

意外に思うかもしれませんが、ひとつの村の小さな敬老会が国民の祝日にまでなったのには、こんな流れがあります。

できごと
1947年(昭和22年) 兵庫県野間谷村で「としよりの日」の敬老会を開催(発祥)
1950年 兵庫県が県レベルで「としよりの日」を制定
1951年 全国社会福祉協議会が9月15日を「としよりの日」、9月15〜21日を「老人週間」に
1966年(昭和41年) 国民の祝日「敬老の日」として制定(9月15日固定)
2003年〜 ハッピーマンデー制度により9月第3月曜日に変更

2026年の敬老の日は9月21日(月)です。そこでおすすめしたいのが、夏に撮った三世代写真を敬老の日に贈るという流れ。お盆に撮影しておけば、ちょうど9月の敬老の日に間に合います。写真立てに入れて渡せば、世界にひとつの贈り物になりますよ。

祖父母世代にこそ「写真館の一枚」を

三脚に据えた一眼レフカメラと望遠レンズ
撮影に使っているカメラとレンズ

「親がなかなか写真を撮らせてくれなくて…」という悩みは、よくあるものだと思います。祖父母世代は「自分なんていいから孫を撮って」とおっしゃる方がほとんど。でも、あとになって家族が探すのは、おじいちゃん・おばあちゃんがちゃんと写っている写真なんですよね。ここだけ押さえておけば大丈夫です。

そんなとき「孫と一緒に」とお誘いすると、皆さん自然と笑顔でカメラの前に立ってくださいます。主役は孫、でも本当に残したいのはみんなの顔。これが三世代写真のいいところです。足腰に不安がある方も、スタジオなら椅子に座ったままゆったり撮影できますから、その点もご安心くださいね。

撮影現場から

年間500〜600組を撮影していて、いちばん構図に頭を使うのが大家族の集合写真です。全員の顔がきちんと見えて、なおかつ家族の関係性が伝わる配置——ここはプロでも毎回悩むところです。人数が多いほど、プロに任せる価値が出る撮影だと感じています。

撮影が終わったあと、良い一日だったと感じるのはどんなときか。私の場合、写真の出来映えそのものよりも、撮られている人も、それを横で見ている家族も、みんなが笑って楽しい時間を過ごせたかどうかで判断しています。三世代写真はとくにそうで、主役が誰というより、その場全体が和んでいるかが仕上がりに出ます。

だから、撮影の順番を待っている家族の空気も大事なんです。おじいちゃん・おばあちゃんが少し緊張していても、孫が横ではしゃいでいるだけで表情がほどけていきます。「うまく笑わなきゃ」と思う必要はありません。撮られるのが得意な人ばかりではありませんし、それは当たり前のことです。かしこまらずに、いつもの調子で来ていただくのが結局いちばんいい顔になります。

時間の目安も知っておくと気が楽です。着替えを含めても30分から1時間ほどで終わることがほとんどで、ご高齢の方に長時間立ちっぱなしをお願いすることはありません。「祖父母に負担をかけるのでは」と心配して先延ばしにしている方は、この点は安心していただいて大丈夫です。

よくある質問

Q. 三世代写真、平服とフォーマルどちらがいいですか?
A. 決まりはありません。お盆の帰省なら普段着でも十分きれいに仕上がります。色味をご家族で軽くそろえる(同系色を1色決めるなど)だけで、写真全体の印象がぐっとまとまりますよ。

Q. 敬老の日ギフトとして写真を贈るとき、何を用意すればいいですか?
A. 撮影データに加えて、フォトフレームや小さめのアルバムに1枚プリントして添えるのがおすすめです。飾ってすぐ見られる形にすると、日々の暮らしの中で自然と目に入り、贈った側もうれしくなります。

Q. 祖父母が写真を嫌がる場合はどうすればいいですか?
A. 「孫と一緒に」という誘い方が効果的です。主役を孫にすることで、祖父母世代も自然に前へ出やすくなります。無理強いはせず、まずは家族の集まりに軽く同席してもらうところから始めてみてください。

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まとめ

三世代写真は「全員そろった日」が撮りどき。お盆の帰省は、服装も予約も身軽な絶好のタイミングです。夏に撮った一枚を9月21日の敬老の日に贈れば、思い出が二度うれしくなりますよ。

参考:兵庫県多可町「敬老の日発祥のまち」関連資料・敬老の日の由来に関する各種公開情報